Wild Iresh Rose

Onon Jewell

2008年05月03日 14:56




◆ワイルド・アイリッシュ・ローズ

野生のバラを思わせる色合いがとても美しいカクテル、
「ワイルド・アイリッシュ・ローズ」をお届けします。

甘さ控えめでソーダがはじけるのどごしが爽やかな一杯です。

ご自宅で作る方のためにレシピをどうぞ^^w

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材料
アイリッシュ・ウイスキー 45ml
レモン・ジュース 20ml
グレナディン・シロップ 15ml
ソーダ水 適量

豆知識
アイリッシュ・ウイスキー
イギリスのアイルランドでつくっているウイスキーで、スコッチ・ウイスキーは麦芽を焦がすときピート炭を使いますが、アイリッシュ・ウイスキーはターフ炭といって、ピート炭より炭化のすすんだ煙の少ないものを使用します。焦げ臭さがスコッチ・ウイスキーよりも弱くなり、一般的にアイリッシュウイスキーの方がライトな風味になります。  
アイリッシュウイスキーの代表銘柄としては、「タラモアデュー」などがあります。

グレナディン・シロップ
ザクロの果汁に砂糖を加えてつくったシロップです。
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ワイルド・アイリッシュ・ローズの資料を調べていたら
「マイ・ワイルド・アイリッシュローズ」という曲があるのを知りました。

アイルランド民謡がオリジナルのこの曲は、1899年に作られました。
ちょうど18世紀末~19世紀にかけてアイルランドからアメリカへの移民が多く移り住んだ影響で、こういったアイルランド民謡がアメリカへも広まっていったようです。
この曲は当時結婚披露宴などでも歌われたそうです。

色々な人の作品を聴いたのですが、このカクテルのイメージだなと思ったのは、Joelle(ジョエル)さんのデビュー作  love letters(ラヴ・レターズ)に収録されている作品です。
試聴できるようですので、よかったら聴いてみてくださいね。
http://www.music-net-jp.com/morimusic/cd-joelle.html


そして、聴きたいのに聴けないのが、キース・ジャレットの『Melody At Night With You』というアルバムに入っている作品。
こんなコメントをネットで目にしたので、聴いてみたいのに・・・
廃盤になっていました><

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1990年代中盤過ぎ、精神的なプレッシャーから、立ち止まったキースだが、『Melody At Night With You』で見事復活、キースのアレンジによって甦ったトラディショナル・ソングの「マイ・ワイルド・アイリッシュ・ローズ」。あまりにも美しいメロディは一度聴いたら忘れられない。本作のハイライトともいえるこの演奏でこの曲からキースは何を惹き出したのだろうか。遠い日にいつか聴いたメロディが響く。
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カクテルから広がる新しい世界・・・
音楽を聴きながら、カクテルを楽しむのも、なかなかいいものですね^^w

このカクテル、こちらのバーでごちそうしています。
よかったら、おしゃべりがてら、いらしてくださいね。^^

ZUMA
http://slurl.com/secondlife/Olivia/154/143/21


5/6追記

某レンタルショップで、キース・ジャレットのCDをレンタルできました。
語りかけるように奏でられるピアノの音色が、心に響く素敵な演奏でした。
聴けないと思っていた曲が聴けてすごく幸せです。
音楽との出会いっていいですね^^

カクテル